駒込駅徒歩1分の学習塾、新時代対応学習サロンPEAKSです。
今年のゴールデンウィークは10日間と言われています。例年より大型の連休になりそうです。すでにお出かけ、旅行などの予定がある人もいることでしょう。座学では修められない知識、知恵を身に着ける機会です。存分に楽しんでください。
他方、連休が明けると中間考査直前です。10日間のうちに可能な学習はしておかなければ、結果が思わしくなくなることも想像に難くありません。
テスト期間になると塾、予備校がよく聞かれるものに、過去問はありますか、というものがあります。聞く側の気持ちはわかります。しかし残念ながら、定期試験では、入試問題ほど、出題傾向が一定していることは稀です。作問される先生によっても、授業を受ける生徒によっても、重点を置くところが変わってくる以上、当然と言えば当然です。
定期考査対策として、生徒自身が勉強して最も効果があるのは、何をおいてもまずは学校の授業の復習です。ノートや教科書等を見返し、問題集や配布物をやり直し、不明な点を残さないようにすることです。特に、ノートや配布物は、先生が重視している点こそが記載されていると考えていいものです。日頃あまりノートを取らないかたもいらっしゃるでしょうが、それで成果が上がっていないようであれば、授業の受け方を考え直す必要があるでしょう。
この復習をしないで、よそのテスト対策授業やプリントに頼るのは、無駄にはならないものの、点数を取るのには遠回りをしていることになります。確実に出題されることがどこかにあるものを学習しないで、確実に出ると思うことを他人が予想したものや、今回も出題されるとは限らないもので対策をしたところで、不確実さが目立つ結果になるのは理解できるかと思います。
復習を済ませたうえであれば、ほかで手に入る教材に手を付けるのも、追加的な学習として有効でしょう。教科や単元によっては、個人差もありますが、内容の理解はできていても、正解を導き出せるようになるまでに練習が必要になることもよくあります。
せっかくの連休なのに！と、思うかもしれません。それもその通りだとも思います。それでも、他の定期テスト前に比べると、準備する余裕はあるはずです。ここはひとつ、ゴールデンウィーク前に復習は終わらせて、連休明けには解答の精度を上げる練習をしてみるのもいいのではないでしょうか。