悪い悩み方

駒込駅徒歩1分の学習塾、新時代対応学習サロンPEAKSです。

 長いGWも終わり、まだ本調子でない方も多いかと思います。GWボケが中間テストに影響していないことを心より祈っております。

 さて、今回は、「悩み方」についてお話ししたいと思います。

 この時期、特に受験生は進路について悩んでいる方が多いように思います。しかし、この「悩み方」には2種類あることはご存知でしょうか?

 悩んでいる生徒のタイプは2種類に分かれます。今後の伸びを考えながら建設的に志望校について「悩んでいる」タイプと、今までやってきたことが報われずどうしていいかわからず「悩んでいる」タイプです。前者の悩みは価値のある悩みですが、後者の悩みは実は何も生み出さない悩みなのです。

 なぜ、今までやってきたことが報われないことを悩むことに価値がないのでしょうか。人間というものは不思議なもので、自分のやってきたことは必ず報われると信じがちです。だからこそ、自分の未来の予定もやってきたことが報われることが前提で考えてしまうのです。しかし、(これは大人になると痛感することなのですが)自分が一生懸命にやってきたことというのは、報われないことの方が圧倒的に多いのです。それだけをあてにすると、仮に報われなかった場合、他の道を模索することができなくなってしまうのです。

 例えば、ゲームをやっている時、ずっとそれで通じてきた攻略法があるとしましょう。有効な攻略法ですから、当然それを使ってゲームをクリアしていくのですが、ある時その攻略法が通じないボスが現れたとします。この時、どうやったら今までの攻略法を使ったら勝てるかを考えても、時間ばかりかかるだけで全く意味がありませんね。むしろ、「このボスを倒すために、どういう攻略法が効果的なのか」を考え実践していった方が、ボスに勝てる確率が上がり、次のステージを楽しむことができるのではないでしょうか。

 結局何が言いたいかというと、悩むのであれば、未来につながるようなものでなければ、悩むことには意味がないということなのです。過去にこだわり縛られて悩んでいるくらいであれば、単語や公式の一つを覚えた方がはるかに有意義だということは是非知っておいてほしいと思います。新しい道を切り拓くことで、視野が広がり自分の住んでいる世界を広げられるかもしれませんよ。

この機会に、「ポジティブシンキング人間」、目指してみませんか?

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