駒込駅徒歩1分の学習塾、新時代対応学習サロンPEAKSです。
中間テストが終わると、個別指導でその解説を希望されることがあります。確かに、テストで出るようなことをわからないままにしておくのはよくありません。問題は、塾がするべきは「テストの解説」なのか、です。
学校でテスト返却時に問題の解説をしない、というのであれば、塾でやってほしいとお考えになるのは当然のことでしょう。学校の先生の説明がわからなくてもうちの子は質問しないから、ということもあるようです。時間の制限のあるなか、一通りなんとか解説した、という程度ではなく、うちの子のわからないところだけ集中してしっかり説明してほしい、ということもあるでしょう。
他方、テストがあったのだから、塾はその解説をするのは当然、ということですと、時間を無駄にする恐れが出てきます。頭ではわかっていたのにできなかった、ということであれば、解説よりも「練習」が必要だからです。より問題の大きい事例として、そのテストの解説以前にしなければいけないものがあることも、それほど珍しくはありません。
どのような場合にも大切なことは、「わからない」「できない」を残さないことです。「わかる」けど「できない」を残していけば、ゆくゆくは「わからないしできない」となります。そうなってから取り返すには、多くの学習時間と努力を改めて払うことになるでしょう。