志望大学を決めることの大切さ

駒込駅徒歩1分の学習塾、新時代対応学習サロンPEAKSです。

 前々回、志望大学については、高校2年生の今からでも検討しておくべき、という話をしました。その際に、志望校を決めないことのデメリット全般は述べました。今回は大学受験に絞って考えます。

 実際の受験まで1年半はあるのに?

 そう思われるかたもいらっしゃるでしょう。

 ですが、ここ20年余りの間に、受験制度自体がいろいろと変わってきています。

 なかでも忘れてはいけないのは、今や全大学生の半数以上が一般受験枠ではない、何か別の募集枠で進学してきている、という事実です。

 もう10年以上たちますが、申し合わせの上で全体の8割以上だった一般入試の定員が、5割以上に変更されました。

 このため、それ以前と比べると一般入試に賭ければそれでよし!という大学受験のしかたが必ずしも有効ではなくなりました

 では、その他の枠には何があるのか。多くの生徒に縁があるものは、在学校の推薦が必要なもの(指定校・一般推薦など)と、自分で自分を推薦するもの(自己推薦・AOなど)です。

 このうち、特にAO入試では、早めの日程を組む大学では、すでに出願受付をしているところもあるのです。

 つまり試験日程上、かつてより早めに、行きたい大学を多少は考えておかないと、出願機会を喪失しかねないのです。あるいは書類は間に合っても、対策する余裕があるのかどうか、かなり怪しいことになります。

 また、一般入試にしても、試験科目の組み合わせ方などが多種多様になっており、志望校が定まらないと戦略が立てづらい状態です。

 もっとも、一般入試のみで勝負する方針を採るのであれば、高校3年生の今から志望校を絞り込んでも遅くはないでしょう。

 私共では、志望大学選びの相談などにも喜んで応じます。

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