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さて、志望校を考えていく場合で、保護者の皆様が受験されたころと大枠で変わらないのは、高校受験でしょう。
とにかくひたすら偏差値を上げるように勉強して、願書を出すころに、その到達点から志望校を確定させる、という方法でも、大過ない、といえば、ないでしょう。
それでも、まったく問題がないわけではありません。
まず、その方法は、都立受験には向きません。
いや、向かないどころではありません。
都立受験でこの方針は採用してはいけません。
時折変更はありますが、基本的には半分程度までは学校の成績で決まります。とにかく偏差値が取れるように頑張るという方法では、必然的に英語・数学・国語に学習内容が偏るうえ、当日の試験で点数がとれさえすればよいという結論に行きつきがちになります。
都立受験が確実であるならば、中学校入学当初から成績対策は必須です。
では、私立の場合はどうでしょうか。
個人的な実感として、少子化で全般的な受験の難度は低下しています。それでも、偏差値70前後となるような、いわゆる難関校受験では、学年で10位以内程度が目安と考えていいでしょう。
漫然と偏差値を上げていくことを目指す、というのでは、場合によっては悠長すぎるかもしれません。
どうしても御三家に!ですとか、どうしても○大附属に!ですとかをご希望の場合、複数校でも構わないので、そのあたりの学校の受験を目指して偏差値70をとり続けるという、そういう志望校設定が必要になるでしょう。
また、実際の問題として、これらの層の学校を受験する場合ですと、時の運もあるのも確かです。まだもって、1~2問の差が勝負を分けかねないからです。その意味では、むしろ1校に照準せず、複数の志望校を検討したほうが良いかもしれません。
都立でなくともよく、難関校でなくてもよいが、できるだけいいところに合格してほしい。そのような場合には、とりあえず偏差値を上げていくように、という方針でも大過はない、ということになるでしょう。
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