2学期間近!

駒込駅徒歩1分の学習塾、新時代対応学習サロンPEAKSです。

 夏休みも終盤に差し掛かって参りました。すでに宿題も終わり、長期休暇の残りの日々を楽しく過ごしていることと思います。他方で、世間を見渡してみれば、2学期の始まりに関する懸念の声が、以前よりも高まっているようです。つまり、学校へ行きたくない気持ちへの対処法への関心が高まっています。


 文部科学省でも、各自治体がSNSによる相談事業の整備を進めるための補助事業を行っているほど、深刻な問題となっているようです。


 保護者のかたには、「学校へは行かねばならない」、「嫌なら行かなければよい」等々、結論ありきではなく、お子様の聞き手に徹して、なにが原因なのかを考えていかなければならない、大変に難しい所です。万が一にも、何らかの深刻さがあるようであれば、実際にカウンセラーなどを検討していただく必要があります。そうしたケースも極端に珍しくはありません。

 最も、教室で見ている限りでは、ほとんどは、いわゆる休みボケに由来するものです。生活リズムがずれてしまっていたり、また通学して授業を受ける日々に戻るのが億劫になってしまったり。もともと学校なんて面倒くさいと思っている場合もあるかもしれません。

 これもあまりにひどい場合には、先生方やカウンセラーのかたと相談していただいていいのかもしれません。とはいえ、大人の大型連休明けにもありがちなことです。対処法も似たようなもの。例えば、とにかく学校へ行かせるというのも解決策です。1週間以内に元のリズムに戻る可能性は高いです。
もう一つは、夏休み終盤のこの時期から、学校のある日のスケジュールで生活するようにする、という方法で、ある程度スムーズに2学期を迎えられるのかもしれません。

 中学生・高校生にもなって、そんなことも自分で解決できないのはどうか、という考え方もあると思います。ですが、近年、問題になることの多くが、自分で何とかするべき問題として置き去りにされてきた問題ではないでしょうか。新たに出てきた問題よりも、見向きもされずに放置されてきた問題が噴出している。それが世の中の前進を阻んでいるのなら、子ども達のために、孫たちのために、改められるところは改めていきたいものです。

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