2019学校訪問レポート3

駒込駅徒歩1分の学習塾、新時代対応学習サロンPEAKSです。

 文京区の住宅街、にぎやかな総武線沿線へも遠くはないものの、喧噪は届かない。白山駅から徒歩6分の、東洋大学京北中学高等学校様へお伺いしました。

 まずは、長い歴史のある都心の学校のイメージとはかけ離れた、とてもきれいな外観に迎えられます。グラウンド、校舎、校内と、おしゃれに飾り立てるのとは違う、新品のような美しさがおありです。

 お話をお伺いして強く印象に残ったのが、生き方教育、哲学教育でした。さすがは東洋大学、というべきでしょうか。

 ずいぶん昔から、日本の教育は実学偏重、詰込み重視といわれ続け、それを緩和すれば、ゆとりといわれ、というような状態だと思われます。同様に、学問することそのものである哲学をやるべきや否やという議論も、(少なくとも私は)時々耳にしました。

 以前このブログでお書きした通り、方法論ばかりでなく、自分で考え試行錯誤する力をつけなければ、今後の入試に対応していくのは難しいでしょう。そうでなくとも、方法論にばかり気を取られるひとが、老若男女問わず増えているように感じています。

 経験して、対話して、思考すること。たとえ答えは出なくてもそこに意味を見出して教育を行うことは、私としては大変意義深いことであると感じました。

 ただ暗記力がよければそれで頭がいいことにならない、と、私は思います。その点において、しっかりと頭を鍛えられる学校なのではないかと感じました。

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