駒込駅徒歩1分の塾・予備校。新時代対応学習サロンPEAKSです。
昨日、塾がないと勉強できないという状態に育つのは問題だと申しました。
社会人の場合、限られた時間のなかで効率よく勉強する手段として、塾や予備校に通うのは、一つの有効な選択肢です。
PEAKSが社会人向けの講座を個別指導に限定しているのも、こうした視点からです。
これが、現役の児童、生徒となると、少し話が変わります。
言われたことをまったくやらないお子さまは、昔からいます。
言われたことをそのままできないお子さまも、昔からいます。
こうしたお子さまについては、個別指導のほうがいいのかもしれません。
他方、塾がないと勉強ができない状態に陥っている子は、あるいは個別指導のせいでそうなっているのではないか?とも、疑っております。
今の子は我慢ができないとか、あきらめるのが早い、とか、言われてはいますし、昔から言われることでもあるようです。
ただ、それよりも何よりも、自分で考えることが苦手、あるいは、自分のやるべきは正解を出す訓練であって考えることは他人の仕事と捉えている感のある子が、どうも増えているように感じています。
課題の要点と解法の説明、ことと次第によっては、その上で答えまで出すのは教える側の仕事であって、自分のやることではない、というとらえ方です。
私がご相談を受けたことのある方々にも、うちの子は個別指導でないとだめだと思う、とうかがったことは多々あります。事実そうという場合はあまりありません。
かつては、文部省(当時)の方針があったにせよ、日本の教育は落ちこぼれが少ないことで評価されていました。学校は今以上の集団指導でした。個別指導でないとダメな子とは、その少ない中に入ってしまった子や、集団の標準的学力より上に位置してしまった子です。つまり、多くないのです。
いうなれば、平均的な程度より学力が高い子へ、より効率よい環境を提供したい場合や、なにか特別に微に入り細に入り指導する必要がある場合でもない限り、子どもへの個別指導は、担当者の出方次第では過干渉の一種だといえると思うのです。
さて、本日、次の学校の合格発表がありました。
創価大学
帝京大学
日本赤十字看護大学
合格された皆様、おめでとうございます!