学問に王道なし

駒込駅徒歩1分の塾・予備校。新時代対応学習サロンPEAKSです。

 学問の道に近道や絶対確実な正攻法はない、ということを表す言葉として言い習わされています。

 つまり、塾や予備校、専門家や有名講師などがいう○○メソッドとか××理論とかも、絶対確実ではない。あるいは、学校の先生や教育学者の言うことですら、正論だったり無難だったりではあっても、確実とは言えないかもしれません。回り道をするような勉強の仕方をしても、なんとなれば勉強するという言葉が意味するものではなさそうなことばかりしていても、そこから学ぶものさえあれば学問の道を進んでいるかもしれない、と、言えるでしょう。

 「そんなこと言われても」・・・、受験生としては、困りますよね。

 学問に王道はないとしても、受験勉強は「学問」というほど高度なことを要求していません。王道はなくとも、やらなくてはならないものと、遠回りになるものとはあります。

 ただ、目先の方法論にこだわってみても、うまくはいかないでしょう。日本中を席巻し、他の方法を駆逐するようなメソッドを生み出す人も組織もないのはそのためです。

 だからこそ、今のうちに、方法論を考える前提を整理してください。

 現在の自身の学力、(仮の)志望校、この辺りを整理することで、方法を考えることが多少簡単になります。

 例えば、偏差値30からの東大受験とか言われると、いかにも学力がつきそうに見えます。しかし、志望校はいわゆる中堅大学でよいということであるならば、東大までを狙う勉強をするよりは、確実に偏差値60くらいに到達できるようにしていくほうがいいのです。あるいは、実際に東大を狙っていたとして、偏差値は60あったとすると、無駄な学習とは言い切れないものの、改めてやる必要はないという点が多くなるでしょう。

 現在の自身の学力は模擬試験の偏差値や学校の成績である程度把握できると思います。志望校については、何を目指して選ぶのか、ということがまず重要になってきました。学歴を求めてなのか、あるいは、目指す職業などがあるのか。特定の学校を目指す必要があるのか、一定の種類の学校であればよいのか、あるいは学校名自体問題となるのか。明確に目指す何かがある場合、その方面を目指す研究者がいるか否かまで考えなければならい場合も出てくるでしょう。

 自分だけで考えるのは難しい、ということもあるでしょう。いくらでもご相談ください。

 

 さて、本日、次の看護医療系の学校で合格発表がありました。

 上板橋看護専門学校

 東京工科大学

 合格された皆様、おめでとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です